| 有名なのは槍で倒す『黄金伝説』で、名前が登場するのは剣で倒す『七勇士』というということから来る混乱。 実際のところこの時代(後期ローマ)の主要武器は槍で、帯剣は死体から首を落としたりなどの用途に使っていたということなので、使い方としては『黄金伝説』の方が正しいようです。
多くの宗教画は『黄金伝説』に準拠しているので、エモノは槍を用いています。 が、稀に剣を振るっていたり、それ以外でも普通に腰に帯剣しています。 ほぼ共通するイメージとしては「黒い」ことのようで、あとは両刃の直刀が大勢を占めるものの、片刃の曲刀というのも中には存在します。
実際にこの時代で用いられていた長剣はグラディウスを長くしたような両刃の直刀で、それでもせいぜい~70cm程度。どちらかというと短剣の分類です。 色は製鉄技術のためか黒く、宗教画のイメージとは異なりますが、方向性は概ね一致しています。のでそれを参考に。
ドラゴンのサイズは15mとありますが、宗教画ではそんな大きくないです。 馬の方が圧倒的に大きく、せいぜい大型犬くらいの生き物を槍でつついてるそんなイメージ。 舞台も川ですから、恐らく巨大人喰いワニを駆除したとかその辺りの話が伝説になったのでしょう。 ちなみに最大のワニだと7mくらいになるそうです。 | |