伝説の黄金郷の代名詞です。 ちなみに金は地球に存在する総量のほとんど全てが採掘され尽くしているとかで、今後大量に金が採掘されるとかそういったことはないとか何とか。 その地球上の金の総量はオリンピック用50mプールで3杯分。 地中に残っている分を合わせても4杯分程度なのだとか。 うろ覚えなので合ってるかどうかは分かりませんが。
で、その内の大半を、数える程度の銀行が保管しています。 確か主要な銀行2つ3つくらいでほぼ上記の総量に達したはず。 あれ?でも確か財産として金を保有しておくと良いだとか、世界中に金取引している人がいるとか聞いたような…と思われるかもしれませんが、それはあくまで所有者がそれぞれの名義になるだけで、金の実体は銀行にあるというそんな感じです。 取引でいちいち金の実体が移動していては大変ですからね。移動するのはあくまでデータや紙切れだけです。
話がかなり逸れましたが、結局何が言いたいかといいますと。 自然界に存在する元素が解明されたために魔法的な純金属の存在が否定されるのと同じように、伝説の黄金郷もまた今後発見されることはないということですね。 どこぞの埋蔵金を含め、かつて金を収集していた国の遺産が見つかるとかくらいならあるのかもしれませんが…その程度ですね。
未来が分かることが不幸…というのはパンドラの箱を始め創作物でもしばしば使われる言葉ですが。 こういった辺り、現代社会というのは確かに夢がないなと感じます。
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